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わたしは、だれでしょう?
毎月、組員をピックアップしてご紹介いたします。

2017.08.22.更新

2017.08 「代表ご挨拶」

本山 和範

 株式会社ライティングカンパニーあかり組のホームページをご覧頂きありがとうございます。
 あかり組代表の本山和範です。
 

 先日なにげなくテレビを見ていたら、ある俳優さんが息子に『生きる為に生きるな!!夢を追いかける為に生きろ』と発言しているのを聞いて「忘れていた言葉だな」と考えさせられました。
 
 まだ学生だった頃、
「歌手や役者、ダンサーになる才能は俺にはない。ならば裏方になろう!!」
 と、単純にこの世界に飛び込み
「将来はエリック・クラプトンやローリングストーンズの裏方になって世界を飛び回る…」
 のが夢だったよな……
 
 やがて芝居のおもしろさに気づき、こっちの方が自分にあっていると思い芝居の世界に入り、今に続いてます。若い頃の思いえがいた夢は、年をとるにしたがい形を変えていきましたが、あの頃のような熱き思いは久しく忘れていました。
 今、初心に帰って、夢ではなく目標に向かってもがきながら動いています。
 

【目標は何ですか?】
→この続きはまたの機会にお話ししましょう。
 
【あなたの夢はなんですか?】
→とにかく、動いてみましょう。動かないことにはスタートしませんから。
 大事なのは実践の回数を重ねること。時には失敗も経験するでしょうが、そこから学んで次につなげられることはたくさんありますから。
 
 
 今後ともあかり組をよろしくお願い致します。
 

本山 和範   

 

2017.06 「専属カメラマン」

鈴木 かおり

 おはようございます。コラム、2回目を担当させていただきます、鈴木かおりと申します。普段は渋谷区にある劇場に勤務しているため、現場には出現率低めとなっております。
 
 あかり組には多くのイベントがあります。お花見会(旧忘年会)・社員旅行・BBQ・社員だけでのお花見etc,昨年は事務所の引っ越しもありました。そんなイベント多めのあかり組の中で、私が密かに大切にしているのが「写真」です。勝手にあかり組専属カメラマンを自負しています。集合写真はもちろんのこと、家族写真、寝顔、気をぬいた顔、誰もこちらを向いていない写真も好きだったりします。このWho am I ?トップページの写真も私がとったものです…そうです、好きなんですがヘタなんですよね…精進します。

 そもそも私がどうして写真を撮り始めたかというと、入社時にいただいたあかり組24年と9ヶ月の全記録という冊子に載っていた居酒屋『六ちゃん』にてという2枚の写真をみて、あかり組の歴史というかなんというか色々なものを感じ()、私もこんな写真を撮りたいと思ったのがきっかけでした。
 入社して5年目の2016年、あかり組30周年がやってきました。30周年記念誌には私がとった写真も使われています。私が好きなあの写真にはまだまだ遠く及びませんが、感慨深いものがありました。
 事務所の移転に伴い、HPの刷新、インスタグラム(akarigumi)も始まりました。皆さんにあかり組の真の?姿をお届けするため、これからもどんどん写真を撮っていこうと思います!もちろん仕事の方も頑張ります!
 
 乱文悪文ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。次回のコラムは誰が登場するか!?
お楽しみに!
 


 

 

 1枚目、隠し撮りです。私の前で爆睡は要注意です。2枚目、隠し撮りです。私の前で黄昏るのは要注意です。3枚目、隠してません。私の前で女豹のポーズは要注意です。

2017.05 番外編「劇場研修」

稲田 桂

 毎月の更新と宣言しておきながら、5月後半更新・さらに番外編になります。5月中旬に劇場を借りて、3日間の入社6年目以下を対象にした劇場研修を行いました。研修の様子を短いですがまとめてみました。

 1日目は綱元研修。綱元の触り方を1から学びます。空バトンで練習したら、シズを積んでみたり、シズ重の状態でバトンを下ろしてみたり、飛ばしてみたり。基本的なバトン仮設に必要なことを学びます。この日は一巡して、夕方は実際にサスやボーダー仮設まで行いました。東京の劇場ばかりで仕事をしていると電動昇降する劇場が主なので、全てが手引きの劇場は覚えることが山ほどありました。

 2日目はシュート研修。前日に仕込んだ機材をシュートします。まずは高所作業で気をつけなければならないこと、息をあわせて行う作業や、体格の差によって違うことなど午前中に勉強。午後からは実際にシュートをしました。シュートする人・指示を出す人を交替することで、言葉の使い方や当たりの考え方を確認します。前半、シュート場所がかぶった時やダークブルーのシュートをする時にぶつかりあってケンカ状態(もちろん比喩です)になっていたのですが、指摘されて以降は譲り合いの精神が生まれました。譲り合いすぎて、止まってしまう場面もありましたが・・・・。

 最終日3日目、2日間の勉強の総まとめとして二班に分かれて「仕込み、タッパ、シュート、バラシ」を行います。図面を渡され、プランナーの先輩から説明を受けたらチーフを中心にスタート。先輩たちはしっかりと引っ掛け問題を用意してます。機材の追加・変更はもとより、回路数が足りない、サスバトンの外に仕込みがある、サス仕込みは荷が重くなっている、サスのすぐ後ろのバトンに仮設などなど。何回かストップをかけられつつ、なんとか最後のバラシまで終えました。

 普段の現場ではなかなか見えづらい綱元のことを、きちんと時間をかけて落ち着いて学べる機会でした。もちろん研修をしたからすぐに触れるものではありません。少しずつ機会をみて、先輩についてもらい安全に綱元に入れるよう日々勉強です。また、劇場に入ってからの一連の仕事を自分たちだけでやることで、チーフの先輩たちの考えていること・見ていること、自分たちに足りないことを考える時間になったと思います。
 最後になりますが、劇場舞台スタッフさんにもご協力いただき、ありがとうございました。捨て吊りは上下均等にというお言葉、肝に銘じます。
 


 

 

 1枚目、綱元講習でバキバキに筋肉痛になった体をほぐすため、2日目から朝のラジオ体操を取り入れました。2枚目、ボーダー切り替え回路の講習風景。必ず劇場さんに確認しましょう。3枚目、3日目一班目の打ち合わせ風景。二班目メンバーも打ち合わせの様子を聞いています。

2017.04 「影とフラット」

稲田 桂

 諸先輩方を差し置いて、組員6年目になりました私がトップバッターを勝手に務めさせていただきます。(なぜ差し置くかと申しますと、HP作っているのが私でして....)
毎月一人づつ徒然なるままにそこはかとなく書きつくっていくコーナーです。

 今回のテーマを「影とフラット」としてみました。わたし影、好きなんです。載せてる写真も影ばかりですね。最初におもしろいと思ったのは、学生の時のギャラリー公演。吊れるところがなかったので、フットライトを4台正面に転がしました。実際つけてみたらキャストは3人でも、影は最大で4台x3人=12人分でるわけですよね。大きさも様々で雑踏みたいな、空間と時間の広がりみたいな、人生だ!歴史だ!並行宇宙だ!(調子にのりました)なんじゃこりゃおもしろいぞと。去年のプランの現場でも、思いもよらない影が効果的な仕事をしてくれまして。相貌失認の人物の表現は効果的だったのではないかと、自画自賛しております。対象物に対する影・その先にできる影、胸を張って計算してやってますと言えるようになりたいです。
 もうひとつは、フラットな明かり。去年の後半から喜劇の現場が多く、きちんとフラットに明るいことの大切さ難しさを考える日々です。エリアは区切ってつかいたいけれど、均等に明るくしたいし。タッパ低かったり、対面舞台だったり、パネル前で演技したり。そのための角度計算、スポットの選定って難しい。シュートひとつにしても、きれいな当たりをとれていないじゃないかと、自分の技術のなさに反省。今の目標はきれいな地明かりをつくれる人です。

 公開反省文と目標の公言のような文章になってしまいました。ここまでお付合いいただき、ありがとうございました。読み応えあり、参考になり、笑いあり、涙ありの素敵なコラムは次回以降にご期待ください。





 1枚目は福井のお堀を酔って歩いていてみつけたもの。プラン現場ですぐに使いました。机に管球で、転換明かり用にしました。2枚目はあいちトリエンナーレにて。電球が揺れると影も揺れる...好きなんですけど使いどころがわかりません。3枚目は光と影をテーマにした企画展。プロジェクターを複数設置した展示。色付き影の巨人と小人ごっこ、単純にかわいいです。 







 

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